2013年1月4日金曜日

新年明けましておめでとうございます。10周年の記録DVDが届きました!!

新年明けましておめでとうございます。
새해 복많이 받으세요.
新しい年を迎え、皆様いかがお過ごしでしょうか。
あっという間に過ぎた1年でしたが、今年も(は)皆さんにとって良い年になるよう心より願っています。
私の今年の目標、月並みですが家族安泰、商売繁盛です。
そして大きくは、何よりも夢と希望を新たに(捨てずに)、また新たなことにチャレンジしていきたいということ。地に足をつけ、しっかりと、悠悠と、夢づくり、未来づくりのために生きていきたいということです。そんなこと出来た試しはないのですが、年初はいつも大袈裟です。

さて、話しは変わりますが昨年開催されました「ハナ信用組合創立10周年記念特別公演」のDVDがようやく完成し私の手元に届きました!!(感謝感激雨あられ〜〜〜)
さっそく一人で鑑賞しましたが、何とも臨場感のある映像編集であの時のあの熱気と感動が蘇りました。何よりもお客様の怒濤のような大歓声と拍手のすごさに圧倒されます。いろいろな名曲たちの演奏、ダンス、そして記憶に残る名言の数々、そして歓声。それらが一つになってテレビのモニターを通して迫ってきます。
ハナ信用組合様、そして映像監督の朴さん、ありがとうございます。改めて感謝の言葉を申し上げます。
このDVD、悲しいことに販売は諸々の事情により出来ません。
でもDVD鑑賞をご要望の方にはハナの各支店の渉外担当を通してレンタルが可能とのことです。
皆さんどうぞご覧くださいね。
また各支店とのお付き合いの無い方で、もしご覧になりたい方がいらっしゃいましたら、後日このブログにてレンタルのための方法をアップしますので、ご確認いただき直接こちらにお申し込みいただくことも出来ます。ただし送料等必要経費が別途かかってしまいますが何とぞご了承ください。

まずは、改めて健やかで幸せな1年をお過ごしください。
今年もよろしくお願いします。











2012年12月26日水曜日

夢・未来へ〜あるバレエ少女のこと

早いものでもう年の瀬、あと数日で新年を迎えます。
先日私の息子が通う学校の親子揃っての恒例クリスマスパーティがあり、私も参加してきました。
因みにその学校の6年生13人全員がハナ10周年の記念公演に出演し、観客の大声援の中韓国を代表するBBOYチームのラストフォーワンと一緒に歌とストリートダンスを披露し喝采を浴びました。

そして先日のパーティの席で、公演に出演した小学6年生のある少女のお母さんからとても嬉しくありがたい話しを聞くことが出来ました。
あの公演での体験がその少女にとって大きな刺激になっているというのです。そしてあの公演以降、娘がとても変わったというのです。
今回はその少女に纏わるエピソードをご紹介しようと思います。

その少女はどちらかというと自分が好きなことと嫌いなことがはっきりしていて、嫌なことに対しては明確に嫌という態度を示す子です。勉強は苦手です。うちの息子も含めてクラスに4人ほど勉強の苦手な子がいて、以前から担任の先生に「クアトロ4人組」と呼ばれています。いつも先生と一緒に居残り授業(ナマコンブ)を楽しくやっている愉快なお子たちで、 その少女も一員です。だけど朝鮮舞踊の名手で今年の独舞の競演大会で1位を取るほどの素晴らしい才能の持ち主です。それからバスケットをやらせたらその瞬発力と長身を活かした動きでとてもかっこいい、大人が見てもちょっとクールなイメージの子です。

実はその少女は幼い頃からクラシックバレエをやっています。因みにそのお母さんもバレエの先生であり今も現役で踊っていらっしゃる方です。そのバレエアカデミーの発表会を一度拝見させていただいたことがあるのですが、親子揃ってテクニックも表現力もずば抜けていて、他の人たちに比べて華やかさが違うのです。
クラシックバレエの世界はよく解りませんが、それはそれは厳しく表現に於いても自由で解放された表現ではなく長年の歴史の中で継承した厳格なまでの形の美を重んじる芸術表現であることは解ります。その修練を幼い頃からしてきた少女にとって、今回の公演でのラストフォーワンとの共演はある意味でカルチャーショックだったのではないかと言うのです。BBOYのダンスというのはそれこそストリートの貧しい若者たちが好きなビートで自由奔放に踊ることで、自分の力強さを誇示し、自分を虐げようとする相手を威嚇するための闘いの手段として定着したのが始まりです。そこには貧しさ、差別や迫害という矛盾だらけの大人社会への反抗精神があるのです。そしてダンスを通して社会の矛盾から解き放たれる喜びを表現しているのです。ラストフォーワンも実は初期は韓国全羅道の若者たちから始まり、誰が見てもすごい実力でありながら中央であるソウルのこの手のダンス界からは異端扱いをされ相手にされなかったという話しを聞きました。そんな異端児たちが反骨精神で今では韓国を代表する世界的なダンスチームとなり、その活動もしっかりしたエンタテインメント界から街中でのパフォーマンスまで、それは華やかな彼らではありますが、彼らのパフォーマンスのあの迫力や力強さ、激しさ、そして何よりも自由闊達な開放感の根底にこのような反骨精神がしっかり組み込まれているのです。
そんな彼らのパフォーマンスを目にし、一緒にそのダンスの手ほどきを受け、あの感動のステージで一緒にストリートダンスを踊った幼いバレエ少女は、あの時、踊ることで心が解放される喜びを知ったのでした。踊ることが楽しくてしょうがないという素晴らしい体験をしたのです。それまで少女のダンスをずっと見てきたお母さんは、娘にバレエを教えながらもっと楽しんでいいんだよと常に言い聞かせてきたとのことでした。その少女がはじめて踊る喜びをこの公演で感じたのでした。お母さん曰くあの公演は少女にとっては宝物になったと思うと。練習の時もリハーサルの時も本番の時も、いつも「すごいよみんな!」といいながら暖かく優しく意気揚々と自分たちを引っ張ってくれたラストフォーワンのメンバーへの憧れも伴い、自分が踊ることへの嬉しさ、プライドが彼女を大きく成長させたようです。
もう一つお母さんの言葉の中で印象的な言葉があります。
以前から学校でやっている朝鮮舞踊のこと。少女は朝鮮舞踊をやっていく内にバレエの表現力が格段によくなったというのです。それだけ朝鮮舞踊の表現力は豊かだということを証明しているということでしょう。
そんな少女は来年3月に行われるバレエの国内のコンクールに自分から出ると決めたそうです。
自分が踊りたい、楽しみたい、その思いが少女の心を動かしています。
もうすぐ小学校を卒業する子供たち。そして自分から大きく成長していこうと前へ前へ進む子供たち。
お母さんの話を聞きながら、そんな眩しくプラウドな子供たちにエールを送りたいと感じました。

「夢・未来へ羽ばたく子供たちに」というハナの公演のコンセプトでしたが、この公演をきっかけとしたあまりに嬉しく有難いエピソードなので、本ブログに掲載させていただきました。
最初は公演のレポートで終わる予定でしたが、この公演企画が掲げたコンセプトを考えた時、ただの公演記録に止まらない、未来を担う子供たちをテーマにしたいい話しを、今後も継続して掲載出来ればと思います。そのようなエピソードをご存じの方の投稿は大歓迎です。
今後ともよろしくお願いします。

今年はこれで最後です。
どうぞ皆様、良いお年をお迎え下さい。


새해 복 많이 받으세요.


2012年12月22日土曜日

ラストフォーワン、東京珍道中!!

ハナ信用組合創立10周年記念特別公演に出演し超絶技巧のダンスパフォーマンスで会場を大いに沸かせた、あのラストフォーワン。メンバーの一人が自分のFACEBOOKに東京での数日間の写真をアップしていたので本人に許可を得てこちらでも紹介しようと思います。
司会のクォン・ヘヒョさんも言っていたように「心が暖かいだけでなくダンスの技量もずば抜けたチーム」。そのダンスの凄さはご覧頂いた皆さんの記憶にも焼き付いていることでしょう。彼らは爽やかで楽しくて礼儀正しくて、他の出演者みんなに愛されました。特に共演した子供たちにとってはかっこよくて優しくて自分たちを引っ張ってくれたヒーローでした。

まずは舞台裏の楽屋で撮った一人一人のポートレートから。
メンバー全員がこのステージを本当に楽しんでいました。



チームリーダーで振付のソングッ君と部長のサンヒョン君は8月の猛暑の中一度来日し、金剛山歌劇団と子供たちとのコラボの振付と練習、音楽づくりのため3日間を共にしました。
在日のクリエータの方たちと一緒に創作や練習をする間、みんなの笑いが絶えませんでした。また酒を交わしながらいろいろな話しをすることが出来ました。
今思うと作品づくりの過程での交流が何よりも大事でまた楽しいことと実感します。

続いて舞台裏での共演者たちとのショットです。



彼らの楽屋から聞こえてくるドッタンバッタンの喧騒。
何かと思いきやあのすごいアクロバティックなダンスの練習を、前日のリハーサルでも当日の時間のある時でもずーっとやってました。練習とクールダウンの繰り返し。本当にとてつもない体力、精神力、そして演技力。一歩間違えば大事故につながるダンスです。すごかった。



3泊4日の短い滞在。
殆ど練習場と劇場に缶詰でしたが、それでも空いた時間を利用し、東京の街を楽しみました。
おもしろかったのは彼らのダンスの新しい衣装を探しにみんなで街を歩いた時。
さすがみんな若いです。練習と本番で極限の疲れをものともせず、ストリートを歩くは走るは、踊るは笑うは、最後に食うはで大盛り上がり。そんな合間にもしっかりストリート風の衣装アイテムを探し回りお気に入りをゲットしたそうです。




別れ際、メンバーの一人一人と抱き合いました。「身体壊さないようにね!怪我するなよ!」という私の言葉に妙なリアリティを感じます。「本当にありがとう。また絶対に会おうな!」と云うと、みんな「次いつ会いますか!!」て冗談半分でも普通のことのように笑いながら聞いてきます。くったくのない楽しいやつらでした。他の出演者の皆さんにもメッセージをいただきました。「皆さん素晴らしいです。皆さんとお会いできて本当に幸せです。また一緒に共演出来る機会を待っています。朝鮮舞踊のヌナたち、子供たち、他のみんな、思いっきりサランヘヨ〜。」とのこと。

ラストフォーワンのみんな、本当にありがとう。
また会える日まで元気でいてください。そしてまた私たちに希望と勇気の種を沢山巻きに来て下さい。
コマプスムニダ!!






2012年12月12日水曜日


あれから1ヶ月以上が経ち、今年も終わりに近づきました。
皆さんお元気にお過ごしでしょうか?
この間ハナ信用組合創立10周年記念公演をご観覧いただいた多くの方々から、本当にありがたいメッセージを沢山いただきました。心より感謝申し上げます。
中にハングルであの日の感動を書き記していただいた方の感想文がありますので掲載させていただきます。ありがとうございます。

완전 100점만점!!
이 감격을 어떤 말로 표현하면 좋을까!!
날씨도 좋지 못한 그 날.좀 주저하는 마음도 있었으나 가 보니 공연회장을 꽉 매운 관람자들로 흥성거리고 있었습니다.
첮 연목이 시작한 때부터 마지막까지 커다란 감격과 감동,눈물과 기쁨으로 마음이 뜨거워졌습니다.
출연자들은 다 프로페셔널. 한국,일본의 일류 아티스트들 ,그리고 재일동포의 대표 금강산가극단과 명지휘자,또 귀여운 우리 학교 꼬마들이 펼친 빛나는 공연은 100점만점의 높은 예술성과 나라의 통일을 확신하고 우리 민족은 하나를 노래하는 훌륭한 무대였으며 관람하는 모든 사람들에게 힘과 용기를 안겨주었습니다.연출도 무대미술도 아주 좋았습니다.
오늘 보게 된 공연이 하루로 끝나는 것이 매우 아쉽고 보지 못한 많은 동포들과 일본사람들에게 보여드리면 좋겠다고 절실히 느낍니다.
종합사회를 맡은 권해효배우의 매력적인 화술과 불타는 민족심,그 어떤 난관과 어려움에도 굴하지 않고 천재적연주로 사람들을 크게 감동시킨 이희아연주가 등등, 감동을 표현하자면 끝이 없습니다.
하나신용조합참립10주년기념행사를 이렇게 성대하게 성사시킨 리사장을 비롯한 실행위원회와 스탭 모든 성원에게 진심으로 뜨거운 감사를 드립니다.
과거도 그렇고 앞으로도 우리 동포들의 힘이 되여주길 바라며 더 많은 성과와 발전을 기원합니다.
마지막에 권해효배우가 호소하던 [하나신용조합창립20돐 기념행사는 평양에서!! 서울에서!! 실현]되면 얼마나 좋겠습니까…….
2012 10 28

全て100点満点!!
この感激をどう表現したら良いだろう!!
雨が降り天気に恵まれなかったあの日、行こうかどうしようか躊躇していたが行ってみたところ、驚いたことに公演会場は満席に埋め尽くした観客で溢れかえっていました。
最初の演目が始まった時から終演まで、大きな感激と感動、涙と喜びで心が熱くなりました。
出演者たちはみなプロフェッショナルで一流。韓国、日本、そして在日同胞の代表である金剛山歌劇団と名指揮者、愛らしいウリハッキョの子供たちが繰り広げた光り輝く公演は、100点満点の高い芸術性と祖国の統一を確信し我々は一つの民族ということを高らかにうたいあげた、素晴らしい舞台でした。
そして観客の全ての人々に力と勇気を与えてくれました。
演出も舞台美術もとても良かったです。
この公演が一日で終わってしまうのがあまりにもったいなく、観れなかった多くの同胞や日本の人々にも観せて差し上げればどんなにいいだろうと切実に感じます。
総合司会の俳優クォン・ヘヒョさんの魅力的なトークと熱い民族の心、どんな困難にも屈せず、天才的な演奏で大きな感動を与えてくれたイ・ヒアさんなどなど、感動の思いを語ればきりがありません。
ハナ信用組合創立10周年記念行事をこのように盛大に成功させた理事長をはじめとした実行委員と全てのスタッフの人たちに心より感謝の思いをお伝えします。これまでも、そしてこれからも私たち同胞たちの力となり、更に大きな成果と発展を成し遂げることを願います。最後にクォン・ヘヒョさんが語った「ハナ信用組合創立20周年記念行事は、ピョンヤンで!!ソウルで!!」を実現出来たらどんなにいいでしょう……。

もうすぐ記録のDVDが完成するとの知らせもありました。
年明けにはあの感動を映像で楽しむことが出来そうです。
それでは皆様、良いお年を。

2012年11月7日水曜日

ハナ信用組合創立10周年記念特別公演をご鑑賞いただいた多くのお客様から、暖かい感想文が沢山届いています。一部抜粋して掲載させていただきます。どうぞお読みください。


◎特にピアノソロのイ・ヒア氏の演奏には、勇気をいただくことが出来ました。
 ラストフュージョン・フィナーレの時は鳥肌が立ち、まさにザ・ロード・オブ・ドリームの名にふさわしい公演でした。

◎ピアノにダンス、民族楽器のコラボレーション演奏と、どれをとっても一体感があり非常に感動しました。点数は100点満点です。

◎すばらしい公演で演出が特に素晴らしかった。あれだけの公演はなかなかお目にかかれないものだと思う。

◎式典、公演ともに素晴らしい内容でした。DVDは作成するのですか?ぜひ今度はDVDで鑑賞したい。

◎雨が降ったのが唯一残念だが、全般的にものすごく良かった。特に和太鼓の方が一番よかった。

◎すごく良かった。特に和太鼓とカヤグムのコラボレーションが良かった。

◎コムンゴ,和太鼓,三味線の三重奏では、若干コムンゴがかすんでしまった印象でしたが、全般的には南北、日本の融和を描いた素晴らしい公演でした。

◎素晴らしい内容,素晴らしい演出,素晴らしい出演者に、素晴らしいスタッフが揃った見事な公演でした。

◎今まで見た中で一番素晴しい公演だった。感動して涙が止まらなかった。自分が今こうしていられるのもハナのおかげだという事を改めて感じた。ハナの重要性を再認識した。

◎公演良かった。特にピアノの演奏が素晴しかった。反面、歌劇団や歌手による歌がもう2,3曲欲しかった。

◎多彩な演出により大変感動した。朝・韓・日の出演者を呼んでおり、今後のハナの姿勢が見えた。 

◎今回の10周年記念式典・特別公演は、参加したお客さん皆が感動し、よかったと思っていると思います。また、一緒に行ったハルモ二が、今までお金を出してもこんなにすばらしい公演は見られなかったのに今回の公演は本当にすばらしかった、よかった、また見るまでまだ死ねないよ~と言っていました。当日のスタッフの方もとても親切に案内してくれました。本当にご苦労様でした。

◎様々な出演者が出て、朝・韓・日に関係なく一つになっていく気がして感動した。節目節目と言わずに、是非こういったイベントを行ってほしい。

◎久しぶりに民族文化にふれられてよかった。(新潟では金剛山歌劇団公演ができない:拉致問題があるため)在日・韓国・日本の文化のコラボはめったに見られないので「感動した!」の一言しかない。

◎これまで金剛山歌劇団の公演を数回観たが、今日の公演も本当に素晴らしかった。ハナ信組でなければ出来なかったのではないか。感動した。

◎いままでに観たことのない素晴らしい公演だった。様々なコラボも良かったし、出演者たちの技量に感動した。特に、コンヘヒョ氏の誠意ある司会が良かった。彼を起用した組合も素晴らしい。

◎大変素晴らしい記念イベントで、感動した。在日コリアンと日本、そして韓国が一つになった公演は、何とも言えない心地良さと在日同胞の在り方を感じさせてくれた。クォンヘヒョさんのトークも上手で場を盛り上げてくれた。障害を持ったピアニストには特に感動したが、同時に勇気と希望を与えてもらった。1部式典では、ハナ信用組合が朝鮮学校に対する支援を積極的に行っているのが大きくアピールされたが、改めてハナ信用組合が朝鮮学校を応援していることを認識した。

◎在日(民族)としての色が出ていたし、イベントとしての企画が良かった。
朝銀時代にこのようなイベントを開催すれば良いと思っていたが、政治的な問題があって行うことが出来なかった。ハナ信用組合は政治的な問題が排除され行うことが出来るようになったが、在日の理想であり、我々に夢と希望を与えてくれたと思う。ハナ信用組合のスタイルをアピール(民族金融機関として在日同胞社会のため、民族学校を応援し、日本と韓国とも協調して行くこと)が出来たので、より多くの同胞たちとの取引が拡大し、組合が花開く可能性を感じた。

他にも沢山の嬉しい感想文をいただいています。
もしよろしければこのブログにどしどし感想をお寄せください。




2012年11月4日日曜日

ハナ信用組合創立10周年記念特別公演〜フォトアルバム⑤

祭りの後〜舞台裏レポート

大成功に終わったハナ信用組合創立10周年記念公演。
感動に湧いた出演者たちの様子のフォトレポートです。

ハナ信用組合の役員の方を交えて記念写真です。
イ・ヒアさんと子どもたち。
忘れてならない方、前段左端の女性が子どもたちのダンスの指導を頑張ってくれた
ケ・ヨンスン先生です。
毎週小さな子どもを連れてハッキョまで来てくれて本当にありがとうございました。
ちっちゃな男の子3人、下はまだ赤ちゃん。でもみんな私にちゃんとなついて離れなくなっちゃった。
ラストフォーワンと子どもたち。
みんなラストフォーワンのお兄ちゃんたちが大好きになりました。
特に女の子たちは今もまだ大変、プロデューサはちょっと心配........。
意気がぴったりだった名司会者の2人。
年寄りは年寄りどおし。
妙な大人の雰囲気が魅力?クォンさんと私と助演の文玉仙さん
文さんには構成や台本コメントなど、手伝っていただき本当に感謝です。

公演に続いてはじけまくった打上。
かなりの盛り上がりでした!
朝鮮舞踊とバレエのメンバー
真ん中のいぶし銀紳士はあのバレエと朝鮮舞踊の名作の作曲家・チョン・サンジン先生
その横がその名作の振付をされたカン・スネ先生
クォンさん、このメンバーたちかなりのお気に入りでした。
公演の映像制作を担当したパク・ヨンイさん。
素晴らしい映像ありがとうございました。
在日アート界を牽引する若きリーダーの1人です。
話題騒然だった朝鮮舞踊とヒップホップのコラボのメンバー。
みんなメチャメチャ楽しかったみたい。
自分も若かったらここに加わりたい......
素晴らしいデュエットを踊ってくれたお二人。
バレエのキム・ヒョノ君はダンスの技術は云うまでもありませんが、
本当に誠実で好感度ばっちしの青年でした。
公演活動やバレエの指導でとても多忙な中歌劇団での幾たびかのリハーサルを行いましたが、
歌劇団のメンバーから「彼はいい奴」という太鼓判押されてました。
自分もそう思います。
これからもこういう試みに沢山チャレンジしてこういう人たちと交流したいですね。
タバコ組。
左はラストフォーワンの人気スターたち。
右はクォンさんのマネージャのお二人とラストのチーム長。
明らかにビジュアルに差がつくから右左にかっちり分かれちゃ駄目!
さあ、はじまった!PSYのカンナムスタイルに合わせて狂喜乱舞!
ソン・ヨンスク嬢はじけすぎ!!かっくいい!
もう何が何だか状態。
でもセンターはちゃんと朝鮮舞踊のマドンナ、ファン・ユスン嬢。
男たち、やるじゃん。韓流に入り込む女たちは自分がこうなることを夢見るんだろうか?

今回の公演を手伝うためにわざわざソウルから駆けつけてくれたチェ・ギュファン氏。
知る人ぞ知る韓国では有名は俳優さんです。
今回ラストフォーワンのアテンドをお願いしたのですが、
その細やかな心遣いに若いダンサーたちがとても感謝していました。
演技の勉強をしにソウルから日本に来て数年間暮らしていた時に知り合い、
今でも兄弟のように交流しています。
彼、本当に聡明で真面目で心のいい奴です。
皆さん応援してくださいね。
ラストフォーワンのチーム長ファン・ギョンソクさん。
電話の声はとてもおだやかなのでどんな人と想像していたのですが、
最初会った時はスキンヘッドに鋭い眼差しにおじけづきそうでした。
てのは嘘で内面から優しさのあふれた人柄の方です。
この出で立ちは若いラストフォーワンのダンサーたちを
やくざで荒々しい韓国芸能市場の荒波から守るための手段だそうです。
それをダンサーたちはよく知っていて彼のことを本当に尊敬していました。
彼が取り仕切るプロダクションは、モンダンヨンピルでウリハッキョのことを知り、
自らウリハッキョ支援のために募金活動をはじめたのですが、その立役者でもあります。
ひょうきんなオケのメンバーとスタッフたち。
一番右のめがねをかけた先生が、今回殆どの曲を作曲しアレンジまでしていただいた
音楽監督の高明秀さん。
そして真ん中が制作コーディネータとして、演奏者として大活躍してくれた
河栄守さん。
このお二人のお陰で公演が実現し、また大成功を納めることが出来ました。
本当にスゴハショスムニダ。ありがとうございました。

まだまだアップしたい写真や裏話が沢山ありますが、
嬉しい記憶は全ての関係者の方それぞれの記憶の片隅に置いていただき、
これからも楽しくやりがいのある表現活動をともにしていければと願っています。

皆さん本当にお疲れ様でした。
素晴らしい舞台をありがとうございました。



2012年11月2日金曜日

ハナ信用組合創立10周年記念特別公演〜フォトアルバム④


HANA-6 〜 歓喜の祭り ラストフュージョン
今、私たちは本当にハナになる。
太鼓を打ち鳴らせ!
歓喜の踊りに興じよう!
未来の夢を語れ!
幸せな未来を歌おう!
今、私たちはハナになる。

舞台のフィナーレです。
美しく感動的なダンスで愛する二人はついにハナになりました。
これを祝うかのように、迫力満点の大太鼓が打ち鳴らされます。
そして人々の歓喜の思いが爆発したようにチャンゴの壮絶なリズムが加わり、リズムと音楽とダンスの大団円が繰り広げられます。
大太鼓の高篠雅也さん、チャンゴの河栄守さん、崔栄徳さん、金秀一さん、そして笛の木村俊一さんやカヤグムの金栄実さんをはじめとするオーケストラの音とリズムが乱舞します。
映像は燃えさかる火の祭りからコリアと日本の美の象徴となる色や形が次々に入れ替わります。
ダイナミックでスケールの大きい映像アートは、今回の目玉の一つです。
各々の作品を象徴する個性的な映像美が冴えまくった舞台だったと思います。
それらの映像制作を担当したのが、在日映画界の若きホープ、朴英二さんです。
地球や雲や火というスケールの大きい世界観と光の輝きに拘った映像、はたまたトランスの世界に人々を導くインスタレーションの世界など、SO COOL!という表現がぴったしの映像アート作品が沢山披露されました。










HANA-7 〜 フィナーレ〜カーテンコール
ステージは観客の割れんばかりの拍手と大歓声の中でエンディングとなりました。
カーテンコールではオーケストラの素晴らしい演奏を導いていただいた、指揮者の白在明先生が登場し、1時間40分のステージの間、ずーっと舞台で演奏してくれた楽団の皆さんを紹介。そして楽団の皆さんの誇らしい礼へと繋がります。楽団の皆さん、本当にお疲れ様でした。今回の本当の主役は皆さんです。前日のリハーサルではほぼ終日舞台で演奏していて、さすがに疲れ果てた様子を見ながら私は申し訳なさでいっぱいでした。音楽監督として全ての音楽の作曲編曲を務め、舞台ではシンセサイザー奏者として演奏のクォリティを高め楽団を支えてくれた高明秀さんもいます。皆さん、この場をお借りして心から感謝の言葉を捧げます。
続いてソリストたちの登場。皆さんとてもいい顔をしています。無事に大成功で舞台を終えた喜びが表情に溢れていました。観客と舞台がハナになったことに加え、南と在日と日本の出演アーティストたちがハナになった瞬間でした。
最後には民族衣装を着た子どもたち。歌とダンスでは虹色のTシャツの出で立ちでしたが、ここは民族の心を胸に未来を創造する子どもたちを象徴するという意味を込めました。
こうして感動の舞台は幕を閉じました。










今回の公演がもたらしてくれたこと。
それは希望、勇気、そして無限の可能性だと思います。
私が感じた無限の可能性。
一つは出演者の皆さんの無限の可能性です。
自らの意志と創造力が凝縮され喚起され、それがハナになり無限のパワーとなり、舞台にあふれ出たと思いませんか?(自分が云うのも何ですが)
もう一つは出演者も観客も、与えられる感動ではなく自ら感動を創っていくという可能性です。
無意識に生まれ出る共感が感動に繋がり、更にその感動を自ら膨らませていく喜びを、皆さんが共有した気がします。
だからこの劇場空間に希望の光を感じ、それによって勇気が湧き、力がこみ上げて来る。
そんな1時間40分だった気がします。
そしてこの場にいた全ての人が、夢の王道、THE ROAD OF DREAMを行く誇り高き人たちでした。

素晴らしい出演者の一人一人、本当はこの場を借りてご紹介したいのですが、そこは美しい記憶として心の中にとどめておきます。
それから、決して忘れてはいけない人々。そう、ハナ信用組合の職員スタッフの皆さんです。
強い雨が降りしきる中、お客様へのホスピタリティに徹して会場運営に勤しんだ皆さんのおかげで、こんなにも素晴らしい一日を過ごすことが出来たのは云うまでもありません。
ハナ信用組合の職員の皆さん、本当にお疲れ様でした。そしてありがとうございました。

クォン・ヘヒョさんが仰っていたように、15周年、20周年と本当にピョンヤン、ソウルに支店が出来ていて、日本、ソウル、ピョンヤンを繋いで記念行事が行われることを夢見つつ、ハナ信用組合創立10周年記念特別公演レポートを終えたいと思います。

여러분께 진심으로 감사를 드립니다.
우리 모두 하나되여 신세대의 밝은 미래를 위하여 아름답게 힘있게 살아갑시다.
고맙습니다.